2022年4月25日
こんにちは。別府優子です。
春になると、当院入り口のガラス戸に突進してくるモノがいます。
ビー玉をぶつけたような「ばちんっ!!」と、大きな音がするのですが、
その正体は・・・毎年やってくる大型の【クマバチ】です。
ぶつかった勢いで、気絶しているのが一日何匹も。
人を刺したりすると危ないので、安全に処理していますが、なぜ、飛び込んでくるのでしょうね?
毎年謎です。
そして、今年初めての・・・

軒先に【ハチの巣】です。
種類は分かりません。(わかる方教えてくださいね!)
少し(?)虫が苦手な私は、身震いしました。。。
大きさは4~5cmくらいで、作り始めたばかりといった感じでしたが、見事な6角形!
オブジェとしては素敵ですが、身の危険を感じたので、即処理させて頂きました。
とはいえ、このあたり【蜂】がたくさん飛んでいるんですねー。
2022年4月24日
こんにちは。別府優子です。
今週のお花を更新しました。

お気に入りの花器。

コントラストがいいですね!

花屋さんには、10種類くらいのバラがありました。

花台はちょっと個性的に。
紫のバラがポイントです!
2022年4月23日
こんにちは。別府優子です。
歯髄再生治療に、興味を持っていただいた方、いらっしゃいますでしょうか?
私は歯科医師ですので、寝ても覚めても【歯】の事ばかり考えているので、
今回の、この再生治療の臨床化は、とても驚き、そして素晴らしいことだと思っています。
ただし、まだ始まったばかりの治療。
治療費も結構かかります。

(RD歯科クリニックより)

(アエラスバイオHPより)
金額だけを見ると、驚くと思います。
「えー!もう、抜歯してインプラントの方が安いー!」
なんて声が聞こえてきそうです。笑
確かにインプラントはもう、しっかり市民権を得ており、確立した治療になっています。
でも、4~50年前は、需要も少ない時代から、インプラント治療を引っ張って来て下さった先輩方がいたおかげで、現在があります。
「歯髄の再生治療」も、理解が深まり、治療が一般的になってくればいいな。と思います。
2022年4月22日
こんにちは。別府優子です。
先日から「歯髄の再生治療」について、連続でお届けしています。
一般的には「歯髄」は「神経」と呼ばれており、出来るだけ保存した方がいい、というのは皆さんご存知だと思います。
でも、それはなぜだと思いますか?
①歯がもろくなり、割れやすくなる(割れると大体抜歯になります)
②歯の色が黒っぽくり、見た目が悪くなる
③歯根の先に病変ができる
④痛みを感じないので、虫歯になっても気が付かない
などです。
一番は、「歯の寿命が短くなる」ことが問題です。
歯髄を取ることで、歯髄のある歯に比べて、抜歯への期間をかなり縮めることになります。
歯の治療可能な回数は限られている、とブログでも何度かお伝えしましたね。
出来るだけ自分の歯で過ごしたい!
誰しもがそう願っているはずです。
「歯髄の再生治療」がその一助として、浸透していくといいな、と思います。

2022年4月21日
こんにちは。別府優子です。
先日の「歯髄の再生治療」の続編です。
本日は、ドナーについてのお話です。

歯髄の再生に使用される「歯髄幹細胞」は、不要な親知らずや、矯正治療での便宜抜歯の歯や、もうすぐ生え変わる根っこの無い乳歯などから培養されます。
つまり、ただ抜歯をするだけでは、歯は廃棄されるだけですが、
この歯を『将来の歯髄再生のための細胞』として、歯髄幹細胞バンクに保管することが出来るのです。
歯の健康を守るためにも、抜歯した歯に、このような使い道があることを知っておくことは大切ですね。
歯髄幹細胞バンクのHP → https://aerasbio.co.jp/
2022年4月20日
こんにちは。別府優子です。
先日、ご紹介しました中島美砂子先生の「歯髄の再生療法」の内容についてです。
虫歯などで、神経(歯髄)を取ってしまった歯に対し、
他の歯(親知らずや乳歯などのきれいな形で抜歯した歯)から培養した歯髄幹細胞を、
神経を取った歯に戻すと、神経が再生する、というものです。

すごいですよね!!
歯髄を取った歯は、もろくなり、根っこに病気を作ったり、歯が割れたりと、歯の寿命が確実に短くなります。
それが、戻ってくるんですもの!!
1本でも多くの天然歯を残したい!という方には大きな福音です。
この治療を行うには、設備を整え、申請を行わなければなりません。
誰でもがすぐに行えるわけではありませんが、
「一軒でも多くの歯科医院がこの治療を行えるよう、普及して、一人でも多くの患者さんを救うことをを望みます」
と、セミナーの〆に、中島先生はおっしゃっていました。
2022年4月19日
こんにちは。別府優子です。
私が大学生のころ、とてもお世話になった中島美砂子先生。
週末に先生のセミナーが開催されるとのことで、参加しました。

当時、「第二保存科」といって、根管治療専門の科に属されて、『歯髄の再生』について研究なさっていらっしゃいました。

歯は発生学的に複雑で、1本の歯の中でも、「内胚葉・中胚葉・外胚葉」由来の成分が混在しています。
ですので、子供心(?学生心?)に、「実現は難しいんじゃないの?」と思っていました。
(先生!ごめんなさい!!)
それが一昨年、国の認可が下りて、再生治療として臨床で認められていると知りました!

あの中島美砂子先生の研究が、世界初の歯髄の再生治療へ!!!!!
私、大興奮です!!!
病院実習中(大学5~6年生)は、先生の研究室によくお邪魔しましたし、
また、ご自宅に呼んでいただき、手料理をごちそうになったりしました。(腕はプロ級!!)
なんだか、とても懐かしいです。
また、歯髄の再生治療に関しましては、後日アップしていきますね。
ご興味ある方は、動画をご覧になってくださいね。
2022年4月18日
こんにちは。別府優子です。
患者様から、【クリスマスローズ】を頂きました。
クリスマスローズって、ローズと名前がついていますが「バラ科」ではありません。
【ニゲル】という花の品種改良だそうで、ニゲル自体は、「クリスマス時期に咲くローズのように美しい花」という意味で
【クリスマスローズ】と呼ばれているらしいです。
日本のクリスマスローズはニゲルではない、とのことで、間違って親せきの名前で呼ばれているんですね。
地植えのクリスマスローズは、花が下を向いていることから、
『あなたがいなくて寂しく思う。シュンとしちゃう。」といった意味合いで、
ヨーロッパでは、会えない人に贈ったりするようです。
ロマンチックですね~!
2022年4月16日
こんにちは。別府優子です。
最近、患者様からホワイトニングのお問い合わせを数多く頂きます。
当クリニックでは、院内に長時間、横になって行う「オフィスホワイトニング」ではなく、
自宅に持ち帰り、就寝時に柔らかいマウスピースにて行う「ホームホワイトニング」を取り入れています。
患者さんの歯型を採取して、オーダーメイドでトレーを作ります。
期間は3週間前後。(個人差はあります)
とても美しい、自然な白さになります。

こちらは、前歯の色を特に気にされてホワイトニングなさった患者さん。
昔、前歯の神経処置を1本なさって、色が濃くなってきた、とおっしゃっています。

3週間後の写真です。
随分、白くなりましたね。
気にしていた一本の神経処置歯も気にならなくなった、とのことで、これで終了です。

この方は、「下の歯は見えないから、上だけホワイトニングしたい」と言われ、お見えになりました。
かぶせ物が上だけあったり、今回のように、患者様自身の希望だったり、片側だけをホワイトニングされる方もいらっしゃいます。

すごい変化ですね!
ホワイトニングしていない下の歯とのコントラストが何とも言えないです!
ご興味ある方は、ぜひスタッフにお尋ねくださいね。
2022年4月10日
こんにちは。別府優子です。
先日、福岡で行われたOREがハイブリッド開催でしたので、参加いたしました。
OREは「Ocean pacific Restorative of Esthetic dentistry」の略で、日本中のあらゆるスタディーグループのトップの方々が発表される、超ハイレベルな大会です。
そして、今回の大会長がメンターの林美穂先生でした!
土日二日間だったため、会場には行けませんでしたが、オンデマンドで何度も見ました。
WDCの発足メンバーで、現在西日本の副支部長をしている西村先生。
発表内容が濃すぎで、いつも一緒に勉強しているのに、雲の上の人のように感じました。
美穂先生の基調講演もありました。
今回は、歯周組織の違いやオペの種類のちがいによる経年的変化について、お話しなさっていました。
長期に渡って、患者さんの変化をずっと見ていくことの大切さを実感しました。
「やりっぱなしにしない!患者さんの変化にいち早く気づいて、対応する!」
いつも、口を酸っぱくされて言っておられたのを思い出します。
ハイレベルの講演ばかりで、自分の臨床を振り返ると「ちゃんとやれてるかな?」と焦りもありますが、
でも、私のペースで一歩ずつ進んでいきたいです。