矯正歯科・
小児矯正ORTHODONTICS
当院の矯正治療

矯正歯科の目的は、「美しい歯並び」と「バランスのよいかみ合わせ」を作ることです。
「見た目が9割」という本がベストセラーになるように、整った歯並びは第一印象に大きな影響を与えます。また、ケアがしやすくなることによりむし歯や歯周病から歯を守るという大きなメリットがあります。
当院はトータルで診療可能な歯科医院です。矯正治療を進めながら、むし歯や歯周病、そのほか口腔内疾患があった場合のオペなども同時に行います。お子さまから大人の方まで、お気軽にご相談ください。
私たち一般臨床歯科医師が
矯正をするということについて
答えは「お口の中の全てを見ている」ということです。
私たち一般臨床歯科医師は、毎日「むし歯」「歯周病」「粘膜疾患」「顎関節症」「審美治療」など、様々なお口のトラブルを見ています。
「歯並び」を改善するのも、その治療の中の一つ。
矯正期間は一般的に1〜3年程かかりますが、その間に発生した「むし歯」や「歯周病」に私たち一般臨床歯科医師は即座に対応できます。
矯正治療後、「歯は並んだけど、むし歯だらけ」「並んだ歯がぐらぐらして抜けそう」など、知らず知らずのうちに「むし歯」や「歯周病」が進行してしまうことを防げるのは、
私たち一般臨床歯科クリニックで、矯正治療を行う、最大のメリットと言えるでしょう。
カウンセリングは無料
カウンセリングでは、患者さまのお悩みや不安などをお聞きしながら、受けていただける矯正方法のご説明をさせていただきます。
種類もたくさんあるので、患者さまのニーズに合わせた矯正治療をご提案いたします。
高水準の設備を導入
当院では矯正治療用に「CT+セファロ」を導入し、歯や顎の位置の分析やかみ合わせや歯並び、子どもの場合は骨の成長の進行を確認しながら矯正治療を進めています。
小児矯正

最近、矯正を始める年齢が下がってきているのをご存知ですか?
早期に治療をすることで得られるメリットが大きいからです。
例えば、顎の発育を正常に促したり、永久歯を正しい位置に萌出させたりできるのも、小児のうちに矯正を始める恩恵といえます。
歯並びが気になる場合は、永久歯が生え始める小学校入学前後に一度ご相談いただくことをおすすめします。
不正咬合の種類

歯の大きさに対して顎が小さく、歯の生えるスペースが足りないことが主な原因で、歯がでこぼこに生えた状態をいいます。「乱ぐい歯」とも呼ばれています。

かみ合わせのどこかで下の歯が上の歯より外側に位置している状態で、「クロスバイト」ともいいます。

前歯、または上あご全体が前に突出している状態です。唇を自然に閉じることができないため、「ぽかん」と口が開いてしまいます。

下の前歯が上の前歯より前に出ていて、かみ合わせが通常と反対になっている状態です。「受け口」とも呼ばれています。

「すきっ歯」とも呼ばれており、隣り合った歯と歯の間にすき間がある状態です。食べ物の咀しゃくや発音に影響が出ることもあります。

上の前歯が下の前歯に過剰に覆いかぶさっている状態です。「ディープバイト」とも言います。

上下の前歯がかみ合わず、すき間ができてしまう状態です。しっかり発音できない、食べ物がかみ切れない、顔の下部分が長くなってしまうことがあります。
小児矯正のメリット・デメリット

[メリット]
- 顎の成長を促すことで永久歯が生えるスペースができるので、歯を抜かずに矯正治療が行える可能性が広がります。
- 拡大床装置を使用することで、顎の成長に伴い、歯を正常な位置に誘導できます。
- 同時に舌癖の改善や、口まわりの筋肉や舌の動きのトレーニングをいたしますので、発育や咀しゃくの機能の改善につながります。
- 乳歯の段階から永久歯の生える位置を正しく導くことで、永久歯になってから始める矯正治療の期間が短くなったり、必要なくなったりすることがあります。

[デメリット]
- 顎の骨の成長が終わる15歳前後まで経過を観察する必要があり、矯正期間が長くなることがあります。
- 矯正装置が見えたり、一時的に歯並びが悪くなったりするなど、見た目が悪くなる時期があることがあります。
- 大人になってから再度矯正が必要になることがあります。
- 取り外しが可能な矯正装置は、お子さまが治療に協力的でない場合はよい治療結果が出にくくなることがあります。
- 歯のケアが難しく、むし歯ができてしまう恐れがあります。
マウスピース矯正装置
(インビザライン・シュアスマイル)

当院のマウスピース矯正は、インビザライン(インビザライン社)とSureSmile(デンツプライシロナ社)を採用しています。
マウスピース矯正とは、CAD/CAMテクノロジーによる矯正システムで、マウスピース型の装置によって少しずつ歯を動かしていくブラケットやワイヤーを使用しない矯正です。歯や歯根、顎の骨をデータ化し、デジタルセットアップ(最終的なゴールの歯並びをデータ上でつくること)を行い、治療計画を立てます。
データを元に作られたマウスピースは無色透明のため、矯正治療中でも装着していることがほとんどわかりません。
周りの人に気づかれずに矯正をしたい方や、ワイヤーを使った装置はできるだけ使用したくないという方におすすめです。
2種類のマウスピース矯正

■シュアスマイル
前歯のみなど軽度の矯正治療の場合、「シュアスマイル」を使用します。
■インビザライン
臼歯部まで全体を矯正する場合、「インビザライン」を使用します。
マウスピース矯正のメリット・
デメリット

[メリット]
- 透明で薄い素材で作られたマウスピースを使用するので、目立ちにくい。
- ワイヤー矯正に比べて、痛みや違和感が少ない。
- 着脱可能なので、歯磨きや食事のときに外すことができる。
- 金属を一切使用していないので、金属アレルギーの心配がない。

[デメリット]
- 1日のうちマウスピースをはめていなければならない時間が長い。(20h以上)
- 複雑な歯並びの矯正には対応できないこともある。
治療の流れ

歯型を撮影
口腔内スキャナーを使って、歯並びなどお口の中をスキャンしてデジタルデータを作成します。

デジタルデータをもとに
歯の動きを導き出す
Step1で作成した歯型のデジタルデータをシステムに取り込み、矯正治療後のsetupを確認してシミュレーションします。
その後、setupをもとに、治療経過による歯の動きとおおよその治療期間を算出します。

マウスピースを作製、お渡し
決定した治療計画に沿って、海外でオーダーメイドのマウスピースを製作いたします。

決まった期間ごとに
マウスピースを交換
毎日マウスピースを20時間以上装着していただきます。1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、徐々に歯を動かしていきます。
また、約4〜6週間ごとに通院していただき、治療経過も確認していきます。

治療完了・保定
計画通りの歯並びになったら、後戻りを防ぐため保定装置を一定期間装着します。歯の位置が安定したら治療完了になります。
ワイヤー矯正

当院の全顎矯正ではワイヤー矯正も行っています。
ワイヤー矯正は、矯正の歴史では古くから使われており、最もオーソドックスな治療といえます。歯1本1本にブラケットという金具を取りつけ、ワイヤーを通して力を加えることで、歯を少しずつ動かしていきます。マウスピース矯正と違い、歯科医が毎月調整を加えることで、力の強弱や細かな方針の修正が立てやすいことが特徴です。
ワイヤー矯正のメリット・デメリット

[メリット]
- 取り外しをしなくていいので、矯正装置を紛失することがない。
- あらゆる症例に適応しやすい。
- マウスピース矯正に比べて、経過に合わせて細かな調整が可能。

[デメリット]
- マウスピース矯正と比較すると装置が目立つ。
- 歯磨きが困難になる。
- 矯正装置の調整直後は特に痛みを感じやすい。
当院ではマイクロインプラント矯正を行っております
歯を支点として移動する一般的なワイヤー矯正に比べて、安定して力を加えられる分、短い期間で歯を動かすことができます。